コパン・ルイナス市は、南北に走るAvenida (アヴェニーダ=大通り)と東西に走る
Calle(カジェ=通り)が交差し、碁盤の目状になっています。建物の角には「道しるべ」
があり、どの通りを歩いているかすぐに分かるようになっています。
道しるべをよーくみると、矢印と道の名前のほかにマークが付いています。
これは、マヤ文明における「コパン王朝」を意味するマヤ象形文字のシンボルで、
コパン遺跡がある町コパン・ルイナス市ならではのマークです。
また通りの名前には、多くのコパン遺跡にまつわる名前が付けられています。
例えば・・・
・Ave.Copan (アヴェニーダ・コパン)
・Ave.Las Sepulturas(アヴェニーダ・ラス・セプルトゥーラス=コパン貴族たちの住居跡)
・Calle 18 Conejo (カジェ・18コネホ=コパン王朝第13代王の名前)
・Calle Acropolis (カジェ・アクロポリス=コパン遺跡の中心地の名前)
・Calle Rosalila (カジェ・ロサリラ=ロサリラ神殿)
以前から通りに名前は付いていたそうですが、2006年に市の観光課が中心となって
キャンペーンを行い、いくつかの案を絞った後、市民の投票で現在の通りの名前に決まりました。
ちなみに昔から名残のある通りの名前は・・・
・Ave.La Cuesta (アヴェニーダ・ラ・クエスタ=急な坂)
・Calle.Las Gradas (カジェ・ラス・グラダス=階段)
・Ave.Mirador (アヴェニーダ・ミラドール=見晴らし台)
実際に歩いてみると、とても急な坂や長い階段等があり納得のネーミングです。
コパンにいらしたときには、是非「道しるべ」にご注目ください。
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